こんにちは、稲太です。
今回は時間が空きましたが、サラリーマンの確定申告の配当関連の申告書の書き方メモを開始します。
こちらは、特定口座のみであれば、ほとんど書類は必要ないですが、外国株の一般口座などがあると、大変です。
その辺りも含めて、記載していきます。
■以前の記事
サラリーマンの確定申告(準備編) - 稲太の貯蓄日記
サラリーマンの確定申告(給与所得記入編) - 稲太の貯蓄日記
サラリーマンの確定申告(特定口座、一般口座、外国株記入編) - 稲太の貯蓄日記
収入金額・所得金額入力
分離課税の所得
配当所得、配当控除(取引区分の選択)
配当所得の課税方法の選択
▶︎申告分離課税を選択する(株式譲渡損失との損益通算や繰越控除を受ける方はこちら)。
※損益通算しない場合は、配当控除を選択した方が還元額が多くなる場合があります。
上場株式等の配当等の入力
(1) 特定口座の源泉徴収口座の配当等
▶︎特定口座に関しては、前回の譲渡所得の申請で完了していますので、飛ばします。
(2) 上記(1)以外の上場株式等の配当等
▶︎個別に上場株式等の配当等を入力(訂正等)する。
今回は、一般口座がある場合、申請書類の作成となります。
初めて入力する場合は、入力するボタンですので注意してください。
配当所得、配当控除(上場株式等)
▶︎ほとんどグレーアウトしていると思いますが、ここでは海外での配当に関しての入力を行います。
入力は(3)〜(8)
入力する場所は上記の赤枠だけですが、ここでは証券会社別と、貨幣の種類の数を入れました。
今回は例で下記の①を入力しています。
①韓国株の配当金(代表でNAVERの名前を記載)
②、③自社の社員株主会(明細が分かれていたため2つ申請)
④米国株の配当金(代表でAT&Tの名前を記載)
上記はすべて合計値を記載しています。
①は韓国株の配当金すべての合計、④も米国株の配当金すべての合計。
これだけだと、明細がわからないので、明細を添付しました。
こんな感じです。Naverを参考にしていただければ。と思います。
配当は以上で、次へ行くと完了です。
※非上場の株式配当は今回ありませんでしたので、飛ばしていますが、上記と同様の方法で対応できるのではないでしょうか。
進んでいくと、「収入金額・所得金額入力」の画面に戻ってきます。
更に進み、「所得控除入力」の画面まで進みます。
所得控除入力
▶︎以前の源泉徴収票の内容を入れたときに、社会保険料控除などが既に入っていると思いますので、そちらは飛ばします。
寄附金控除
今回は、「寄付金控除」ふるさと納税関連に続きます。
寄附金控除、政党等寄附金等特別控除
寄附金の種類等の入力
各自治体から届いた、寄付に関する書類を見ながら記載してください。
複数の自治体へ寄付した場合は、もう1件入力するなどで追加してください。
完了しましたら次へ進み、「所得控除入力」に戻ります。
税額控除・その他の項目の入力
外国税額控除
次の画面は、外国配当に関して、日本と外国の二重課税になっている場合に、還元される申告を行います。
外国税額控除(明細書)
本年中に納付する外国所得税額
ここの記入は、合計金額で良いです。ただし、一般口座の配当を記入したときのEXCELを添付する必要があります。
上記を入力すると、確定申告の書類の入力は終了です。
あとは、自分の情報入力と印刷、データをバックアップしておくなどの対応となります。
おつかれさまでした。