はじめに
昨今、節電が騒がれておりますが皆さんの職場環境ってどうですか?
ウォームビズの採用でエアコンの設定温度が低く設定されていて、すごい厚着したりしていませんか?
また空気が乾燥しまくりで風邪引いたりしていないでしょうか。
あと、携帯の充電をしていたら盗電だ!と怒られたり…いい加減にしてほしいですね。
誰も幸せになれない状況、なんとかしてもらいたいものです。
どうせ完全に止めれないなら職場で福利厚生?などで正式に認めてもらえないかな…などと思います。
ということで、そういう企業が増えることを願ってメリットデメリットを思いつく限りあげていきたいと思います。
もし、すでにご存知の事例があればぜひ教えてください。
会社での電気利用を認めるメリット
1.社員の犯罪を止めることができる
これ、めちゃくちゃ大事だと思います。
以前騒がれてご存知の方も多いと思いますが、会社の電気を業務用途以外で勝手に使うと犯罪です。
刑法253条の業務上横領となるそうです。
参考:会社で携帯を充電するのは問題あり?なし?|キャリアパーク[ビジネス]
2.会社の法律違反を止めることができる
例えば女性の場合では上司が暑がりで室温が極端に低い場合、暖房器具などを使いたこともあると思います。
そういった場合、労働安全衛生法の事務所衛生基準規則で決められている室温(17度〜28度)や湿度(40%〜70%)で引っかかる場合があります。
「空気調和設備を設けている場合は、室の気温が十七度以上二十八度以下 及び相対湿度が四十パーセント以上七十パーセント以下になるように 努めなければならない」 「室を冷房する場合は、当該室の気温を外気温より著しく低くしてはならない」
↑が遵守されていない状況で熱中症などの病気になると労災扱いになります。
他にも、パワハラ扱いになってしまうことも考えられます。
参考
労働安全衛生法における「室温」とはどのくらい? | SAT衛生管理者公式BLOG
こちらのブログが今回取り上げている労働法の室温についてをわかりやすく解説されています。
stalemate.hateblo.jp
3.職場の真面目な人の立場を守れ、職場環境が良くなる
真面目な人はルールを守って我慢していたり、注意するような損な役回りをしていたりしていたが、利用を認めることで、我慢したり注意して印象を悪くすることがなくなり、気持ちよく仕事に集中できる。
また、職場の冷暖房の環境に合わせて自分で調整ができるようになる。(USB扇風機や加湿器などの利用)
4.会社のイメージが良くなる
多くの会社は個人の電気利用を原則認めていないため、職場環境の改善に力を入れていることや時代に合わせてルールを見直す柔軟性があることをアピールできます。
会社での電気利用を認めるデメリット
1.電気代が増える
当たり前ですが、電気代が増えます。大企業になればなるほど影響は大きくなりますね。
これに関しては、実施の前後で事前にどの程度の増加があったか確認しておいた方がよいですね。
投資対効果は明確にする必要があります。
2.モラルが低下する
業務に関係がない電子機器を持ってきて自由に使い始めてしまう懸念があります。
特に季節家電に関して、クールビズの場合:室温28度、ウォームビズの場合:室温20度とかありますが、「室温を守っていたが個人用ヒーターが10台稼働しているため、実は室温をあげてヒーターを減らした方が電気使用量が少ない」とか正直アホらしいです。
これに関しては、遵守できるルールを決めて対応するしかないと思います。
例えば「業務に関係があるものだけ」「季節家電系は上司と相談する」「個人携帯は1端末だけ」などです。
以上です。皆さんいかがでしたでしょうか。
ご意見やアドバイスなどあればいただければと思います。
私の職場にも上申してみたいと思います。