稲太の貯蓄と旅ブログ

株10年、登山2年今後も続けるために時短や貯金してきた結果を伝えるブログです

上司や先輩から適切なアドバイスを受けるためには?

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こんにちは、稲太です。

上司や先輩に仕事に関して相談したいことってあると思います。

でも、相談すると進めたい方向の話ではなくなったり、さらにややこしい仕事のやり方になったりして、こじれることもあり、更に、その通りにしないと邪魔されてしまったりすることがあります。

こんな時どうすれば良いのかということで考えてみました。

私の場合は、こんなことがありました。

私の仕事はIT系のインフラ系SEなので、運用業務がたくさんあります。
例えば、ファイルサーバーのディスクが故障したので、保守ベンダーと調整し、修理を手配するなど、突発的な仕事から、パソコンの調子が悪いからちょっと見てほしいという問い合わせなどですね。

こういった仕事は自分でコントロールすることが難しく、トラブルが多い日や依頼された仕事が多い日は嫌でも残業になってしまうことも多いです。

そんな状況でさらに上位の仕事はとてもできません。

上位の仕事というのは、業務改善や企画、設計などの仕事です。

その時に先輩に相談した時はこんな感じです。

稲太「仕事が多すぎて、やりたい仕事をする時間がなくて困っています。どうしたら良いでしょうか」

先輩「もっと効率的に仕事をしないとダメじゃないか?」

稲太(効率化しても仕事は増える一方なんだけどなぁ…)


稲太「仕事を任せる人がいないんで、新入社員を入れてほしいのです。無理なら請負などでも良いです」

上司「新入社員は入れたいけど、難しいな。請負は高すぎるからダメ」

稲太(なんで開発系部署はOKでインフラ系の部署はダメなんだ…?)

その後、わかったこと

アドバイスをしてくれていた上司や先輩は目標や価値観が異なっていたことがわかりました。

どういうことかというと、

先輩は「自分ができるから他の人も同じようにできる」という思い込みがありました。

上司は今までの経験を重視するあまり、「高いから決裁者はオッケーしない」という思い込みがありました。

そのため、先輩や上司の意見はある意味聞かず、仕事を任せる先を用意するために同僚の説得と会社の方針という大義を使って決裁者を説得し、請負社員を雇いました。

その結果

その先輩には最初は「効率化もせず、楽するために請負社員を雇った」と思われていました。
事実、確かに効率化は後回しにしました。
最優先は品質を落とさずに引き継ぎを行うことだったからです。先輩とは何度か話をし、今では一定の理解を得られています。


また、上司は、「高い金を払った割にスキルの低い人間が来ていないのか」などの的外れな話をしていましたが、現在では出てくるアウトプットなどや運用から離れたメンバーの仕事振りなどを見て、しっかり定期的に体制の見直しなどを行うならという意見をしながらも、理解を得られています。


この経験から思ったこと

すべての人を常に満足される事はできないというまぎれもない事実があることがわかりました。
そして、アドバイスしている相手の目標と自分の目標が一致していない事が意外と多くあります。

彼らはあなたに仕事を頑張ってほしいとか、何かあったら手伝ってやると思っていることも真実であると思いますが、自分の思っているように仕事をしてほしいと思ったりしています。


私の行動した結果的にも、人の意見は変わるものだし、結果が出てきたら認めてくれるということがわかります。

この経験を踏まえたアドバイスの受け方や仕事の進め方について

私のやり方は最初はかなりの反対意見や批判がありました。これは、やっぱり「自分の意見に従っていないこと」や「自分のやり方が変わってしまうこと」に対しての拒絶反応があったのかと思います。

ですので、上司や先輩、同僚には「結果」になるための、「方法」の相談をすることを意識したほうが良いと思いました。

例えば、こんな感じでしょうか。

稲太「私がすぐに今の仕事を抜けて、企画や設計の仕事に集中できている状態になるためには”どういう方法”がありますか?」
(→これなら自分が頑張れとは言われないし、お金の話もない)

おそらく返しとしては
「新入社員とか、同僚で引き継ついでくれる人が必要なんじゃない?」
とかになると思います。

次のステップとしては、「新入社員をすぐ用意するのは難しいみたいなので、ひとまず外部へ引き継いで、新入社員が来たら引き継げるような体制を整えておくことにしました。私は空いた時間で効率化や企画、設計に注力します。」

とするのが良かったのかと思います。

そうすれば、お金を使ってるけど、期限が決まっているし、効率化もしっかりやるということで、反対意見はかなり抑えることができたのではないかと思います。


私の場合は大義があったので、なんとかなりましたが、そうでないことも多いと思いますので、やっぱりある程度具体的な結果(状態)ありきで、方法はたくさん聞いて、結果に向けて進めているが、敵も作らない方向でプロジェクトをすすめることは重要と思います。

もらったアドバイスに関しても、頂いたアドバイスも検討したが、決裁者の判断でこの進め方になった。となれば、自分に矛先が向くこともないと思います。


そんなことを思ったりしました。

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